庭づくり(八重咲ハイビスカス編)

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シニア世代におすすめ「八重咲きハイビスカス」の魅力

こんにちは!暑い日が続きますね。夏の花といえば、青空に映える「ハイビスカス」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

南国リゾートのような華やかさがあり、一輪咲くだけでお庭やベランダの雰囲気がぱっと明るくなりますね。

ハイビスカスは「暑さには強いけれど、花は一日で終わる」という印象をお持ちの方もいるかもしれません。ところが最近は、花びらが幾重にも重なった豪華な「八重咲き」が人気です。品種改良が進み、日本の猛暑にも強く、花もちの良い品種も増えています。

今回は、シニア世代の方でも無理なく楽しめる「八重咲きハイビスカス」の魅力と、真夏を元気に乗り切る育て方のコツを分かりやすくご紹介します。

まるでフリルのドレス!八重咲きハイビスカスの魅力

一重咲きが南国らしい爽やかさなら、八重咲きは花びらが重なり合い、まるでバラや牡丹、フリルのドレスのように華麗でボリューム満点です。一輪でも存在感があり、花数が増えるとブーケのように見えます。

赤、ピンク、オレンジ、黄色、白など色の種類も豊富で、大きめの鉢に1株植えるだけでも見応え十分です。

「夏の花なのに、真夏になると咲かなくなる」と感じたことはありませんか?従来のハイビスカスは、気温が30℃〜35℃を超える猛暑で夏バテし、蕾(つぼみ)を落としやすい性質がありました。

一方、近年の「真夏に強い八重咲きタイプ」は、猛暑でも次々と蕾をふくらませます。さらに「1日でしぼむ」という常識をくつがえし、2〜3日美しさを保つ品種も増えました。株の体力もあり、初心者の方にも育てやすくなっています。

日本の猛暑にも負けない!おすすめの品種と選び方

ハイビスカスは大きく「オールド系」「コーラル系」「ハワイアン系」の3グループに分かれます。真夏に強いのは「コーラル系」と「オールド系」です。大きく華やかなハワイアン系は猛暑に弱い傾向があるため、夏の暑さを乗り切るならコーラル系・オールド系を選ぶと安心です。

おすすめの品種・グループをいくつかご紹介します。

ニューロングライフ系(アポロダブルなど)

「1つの花が数日間咲き続ける」よう改良されたグループです。観賞期間が長く、真夏の太陽の下でも色あせにくいのが魅力。室内や半日陰でも育てやすい「コンパクト八重咲き系」もあり、鉢植えとしてベランダや玄関先でも扱いやすいサイズ感です。

数日咲き続ける!ハイビスカス・ケイト【初夏から秋まで長く咲く花】
従来の一日花のハイビスカスと違い、数日咲き続けるハイビスカス・ケイトをご紹介します。

コーラル系(フェアリーブーケ、フラミンゴなど)

暑さに非常に強く、日本の蒸し暑い夏でもバテにくいのが特徴です。「フェアリーブーケ」は中心にも小さな花びらが付く立体的な咲き方で、まるで妖精の花束のような可愛らしさ。「レッドフラミンゴ」は風に揺れる優雅な姿が人気で、直射日光にも比較的強く、初心者の方にも向きます。

GKZ植物事典・ハイビスカス・レッドフラミンゴ

最新の「サマリフィック」シリーズ

耐暑性が高いだけでなく、マイナス30℃の寒さにも耐えられる宿根(しゅっこん)ハイビスカスも登場しています。冬でもお庭に植えっぱなしにできるため、鉢の移動などの力仕事に不安がある方にも嬉しいポイントです。

苗を選ぶときは、葉の色つやが良く下葉が黄色くなっていないこと、茎がしっかりしていることを目安にすると失敗しにくいです。

ハイビスカス サマリフィック | PROVEN WINNERS (PW)【植物の国際ブランド】
このたび最低温度ー30℃という驚異的な耐寒性を備えたハイブリッドハイビスカスが誕生!寒さを苦手とし日本では一年草扱いとされてきたハイビスカスが、何年も育てられるものへと生まれ変わりました。南国原産のお花であるだけに、耐暑性は抜群!高温多湿の...

無理なく楽しく!育て方のコツ

暑さに強い品種でも、近年の厳しい猛暑を乗り切るには、少しの気配りが効果的です。無理のない範囲で、次のポイントを意識してみてください。

【置き場所】真夏こそ「半日陰」でひと休み

ハイビスカスは日光が大好きですが、35℃を超える猛暑日が続くと、直射日光で鉢の中が蒸れて根が傷むことがあります。午後は「半日陰」になる場所や、風通しの良い明るい日陰へ移動すると、蕾が落ちにくく元気に咲き続けます。

鉢を直接コンクリートに置くと照り返しで熱くなるため、棚や台の上に置くのもおすすめですね。

【水やり】涼しい朝と夕方にたっぷりと

八重咲きは花びらが多く、体力を使うぶん水をよく欲しがります。土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与えてください。

注意したいのは、炎天下の昼間に水をあげないことです。鉢の中の水が温まり、根を傷める原因になります。水やりは「早朝」か「夕方、日が沈んでから」に。受け皿にたまった水は根腐れ防止のため、こまめに捨てましょう。

【肥料】花を咲かせるエネルギー補給

たくさん咲かせるには肥料が欠かせません。春〜秋は、緩効性肥料(置肥)を月1回、または液体肥料を定期的に与えます。ただし、猛暑で株が弱っているときに無理に肥料を与えると、かえって負担になることもあります。夏バテ気味ならいったん休み、涼しい場所で回復を待ちましょう。

【お手入れ】終わった花はやさしく摘み取る

咲き終わった花(花がら)はそのままにせず、こまめに摘み取ると株の体力を温存でき、次の蕾が育ちやすくなります。秋が深まり、最低気温が10℃を下回るようになったら、室内の日当たりの良い窓辺へ移動させましょう。

ハイビスカスは南国の植物のため、基本的に寒さが苦手です。冬の間は水やりを控えめにし、土が乾いてから2〜3日後に与えるくらい、乾燥気味に保つと上手に冬越しできますね。

毎日の小さな喜びに。暮らしを彩るハイビスカス

八重咲きハイビスカスは、一重咲きにはない豪華さと優雅さを備えた夏の花です。近年は耐暑性や花もち、多花性を高めた品種が次々と登場し、初心者でも育てやすくなっています。

八重咲きハイビスカスは華やかですが、多くは「1日花」です(数日咲く品種もあります)。だからこそ、朝に咲いた見事な花を眺め、翌朝に新しい蕾が開くのを待つ——そんな日々の小さな楽しみが生まれます。

玄関先やテラスなど、目の届きやすい場所に置いてみてください。毎朝鮮やかに開く花が「おはよう!」と挨拶してくれるようで、暑い夏の暮らしに元気と潤いを添えてくれるはずです。

今年はぜひ、お気に入りの「八重咲きハイビスカス」を迎えて、ご自宅で南国リゾートのような、心豊かなガーデニングライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。

《参考情報》

猛暑に負けない八重咲きハイビスカス
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