シニア旅行(上高地帝国ホテル編)

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憧れのクラシックホテルで過ごす、贅沢な大人の休日

シニア旅行の前半では新しいテーマパーク、ジャングリアや、2026年5月に引退が決まっている「にっぽん丸クルーズ」をはじめ、6月には未踏の地だった「利尻・礼文島」を訪れ、新体験を中心にご紹介しました。後半は、名所での豪華ホテルと食事をテーマにお届けします。

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後半の第一弾として、9月2日から連泊を予定している日本屈指の山岳景勝地・長野県上高地に佇む名門「上高地帝国ホテル」をご紹介します。

上高地帝国ホテル
日本初の本格的な山岳リゾートホテルとして1933年に誕生。上高地の美しい自然を満喫した後は、寛ぎの空間で語りのひとときを。趣向を凝らしたフランス料理、懐石料理の夕食でおもてなしいたします。

大正池と河童橋の中間に位置し、雪深い冬を除く毎年4月下旬から11月上旬までの約半年間のみ営業する、特別な山岳リゾートです。

本記事では、スイスのアルプスを思わせる空間で、シニアの皆様が安心して優雅に楽しむための魅力と散策のヒントを、分かりやすくお届けします。

4つの魅力とは

この帝国ホテルの魅力は、大きく分けて次の4つです。

深い森に映える「赤い屋根」と歴史ある意匠

ホテルの象徴は、周囲の緑に鮮やかに映える美しい「赤い屋根」です。日本橋高島屋や伊豆の川奈ホテルなどの名建築を手がけた巨匠・高橋貞太郎が設計した建物は、丸太を組み上げた外壁と急勾配の屋根が、レトロな山小屋の趣を醸し出しています。

また、スタジオジブリアニメ「風立ちぬ」に登場する高原ホテルのモデルとしても知られています。一歩足を踏み入れるだけで、絵画のような静けさと澄んだ空気に包まれ、穏やかな時間が流れ始めます。

山小屋風の温もりある客室と、五感を癒す特別なアイテム

全室禁煙の客室は、屋根の傾斜をそのまま天井デザインに生かした、木の温もりあふれる贅沢な造りです。レトロなランプやソファーの繊細な刺繍など、細部までクラシカルなこだわりが息づいています。さらに、お部屋での滞在を豊かにする特別なアイテムが多数用意されています。

  • スイス製の高級オルゴール:全客室に備えられており、ねじを回すと美しく滑らかな音色が優しく響き、心を芯から癒してくれます。
  • 星座早見表と双眼鏡:満天の星空観察はもちろん、客室のテラスや窓から「焼岳」などの雄大な山々や、近くにやってくる野鳥をのんびり眺めるのに最適です。
  • 六百山の美味しい湧き水:客室の蛇口から出る水は、近くの「六百山(ろっぴゃくさん)」から引いたもの。口当たりが非常に滑らかで、都会の水とは違う冷たさと美味しさを味わえます。

アメニティも豪華で、女性用に「ミキモト」、男性用に「RAGORA」のスキンケア製品が完備され、ドライヤーには人気の「Refa」を用意。テラスで澄んだ風を感じながら、お部屋のドリップコーヒーをいただく時間は格別です。

薪の香りと炎に癒される「マントルピース点火式」

ホテルの大きな見どころは、1階ロビーラウンジの中央にそびえ立つ、全長5.1メートル・重さ約650キログラムの大きな銅製マントルピース(暖炉)です。なお、点火式は営業開始~6月中旬、9月中旬~営業終了までの期間限定で開催されます。

宿泊は9月上旬の予定のため、残念ながらマントルピース点火式のセレモニーは見られませんね。

毎日17時になると名物の「点火式」が行われます。スタッフがマッチで薪に火を入れ、「ふいご」と呼ばれる昔ながらの道具で空気を送りながら丁寧に炎を育てる職人技を、間近で見られます。

着火材には、客室の新聞紙や料亭(和食レストラン)の使用済み割り箸を乾燥させて再利用するなど、環境への配慮も素敵です。

薪がパチパチと爆ぜる心地よい音、ロビーを包み込む柔らかな温もりと香りに包まれながら、ラウンジや奥の「読書室」で本をめくる時間は、大人の贅沢そのものです。

伝統のカレーから本格フレンチまで、一流の食体験

帝国ホテルが誇る至高のグルメも、この旅の大きな醍醐味です。

  • ランチの「伝統のビーフカレー」:歴代の料理長が受け継いできた名物で、スライスされた柔らかなお肉が贅沢に入っています。信州名物の「野沢菜」が付け合わせとして添えられているのも長野ならでは。
  • 夕食の本格フレンチ:名物の「ローストビーフ」は、シェフが目の前で美しくスライスしてくれます。信州産リンゴを加えたフルーティーなグレイビーソース、信州サーモンのコンフィ、伝統の「コンソメスープ」など、地産地消の逸品が並びます。

なお、お好みに応じて和食「あずさ庵」での懐石料理も選べます。私たち夫婦は、初日は、和食懐石、2日目はフレンチを予定しています。

夕食時のメインダイニングにはドレスコード(スマートカジュアル)が設けられており、Tシャツ、短パン、サンダルは避ける必要があります。いつもより少しだけお洒落をして特別なテーブルに向かうのも、大人の旅を盛り上げてくれます。

シニアも安心!無料貸出サービスで快適な上高地散策

上高地は川沿いにフラットで美しく整備された遊歩道が続いているため、普段あまり歩き慣れていない方でも安心してハイキングを楽しめます。

人気の「河童橋」までは梓川のせせらぎを聞きながら片道約20分。絵画のように美しい「岳沢(だけさわ)湿原」へも、片道約1時間のなだらかな道のりです。

何より心強いのが、ホテルによる無料の貸出サービスです。トレッキングシューズや雨傘、レインポンチョ、熊よけの鈴、懐中電灯を無料で借りられるため、旅行の荷物を大幅に減らし、身軽に出かけられます。

散策時は動きやすい伸縮性のある服装を基本に、体温調整ができる薄手のダウンや風よけのジャケット、日よけの帽子をご持参ください。朝晩は冷え込むため、薄手の手袋も重宝します。道中、マガモのつがいや野生の猿を見かけることもありますが、目を合わせず、そっと見守りましょう。

自然保護のマナーである「採らずに撮るだけ」「ゴミは持ち帰る」を守り、安全第一で大自然を満喫してくださいね。

おわりに:極上のホスピタリティ

2026年後半のシニア旅行では、上高地で過ごす「上高地帝国ホテル」のほか、信州の松茸懐石大原・嵐山で過ごす京都紅葉の旅などもご紹介する予定です。

上高地帝国ホテルでの滞在は、単なる宿泊にとどまらず、心からの癒しと感動をもたらしてくれます。記念日に訪れれば、お部屋へのケーキデリバリーや記念写真の現像プレゼントなど、帝国ホテルならではの温かく洗練された気配りに、きっと胸が熱くなるはずです。

次の旅行計画に、ぜひ上高地で過ごす特別な休日を加えてみてはいかがでしょうか。都会の喧騒を離れ、美しい大自然と一流のホスピタリティに満たされる時間は、いつまでも色褪せない宝物になるはずです。

🌲 🌲 次回は、上高地での具体的な旅行日程に加え、ハイキングや、蔵造りの空間が美しい名店「ヒカリヤヒガシ」での昼食など、実体験に基づいて詳しくご紹介したいと思います。

《 参考情報 》

上高地帝国ホテル 贅沢な大人の休日
この動画では、長野県の景勝地に佇む上高地帝国ホテルでの贅沢な滞在を軸に、シニア向けの豊かな休日を提案しています。赤い屋根が象徴的な名門ホテルは、歴史ある建築美とスイスの山小屋を思わせる温もりが魅力。冬季を除く期間限定で営業しています。客室に...
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