愛車とともに(紅葉シリーズ 栃木編)

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栃木紅葉ドライブの三大名所

前回のブログ記事では、千葉県内の紅葉スポットから特におすすめの3カ所と、その他の魅力的な名所をご紹介しました。

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今回のブログでは、栃木の紅葉の名所で多くの方々が一度は訪れたことのある魅力あふれるスポットをご紹介します。

栃木県は標高差が大きいため、場所によって色づきが始まる時期が異なります。そのため、長期間にわたり紅葉ドライブを楽しめるのが魅力です。絶景と人気を兼ね備えたドライブ名所として、「日光いろは坂」「那須高原」「塩原渓谷」の3カ所がベストチョイスです。

これらのスポットは、山岳景観、湖、渓谷美、温泉、歴史といった多様な要素と紅葉が組み合わさり、秋の色彩と爽快なドライブの醍醐味を存分に味わえます。

ぜひ楽しいドライブの旅を心ゆくまで満喫していただき、美しい紅葉の景色と素晴らしいドライブ体験を存分にお楽しみくださいね。

日光いろは坂と中禅寺湖周辺

日光いろは坂は、日光市街と中禅寺湖・奥日光方面を結ぶ全長約16kmの観光道路です。上り専用の「第二いろは坂」と下り専用の「第一いろは坂」で構成されています。

いろは坂・中禅寺湖周辺、奥日光はいつ渋滞する?迂回路など、ドライブ・ツーリングに役立つ情報まとめ |特集 | 【公式】日光市の観光サイト 日光旅ナビ
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特徴と魅力

この道路の最大の魅力は、標高差約440mが生み出す壮大な紅葉のグラデーションです。坂の下から上にかけて時間差で色づきが進む様子は「紅葉リレー」と呼ばれ、ドライブ中に体感できます。

48あるカーブは「い」「ろ」「は」の文字にちなんで名付けられており、続くカーブの独特な景観と、周囲のカエデ、ブナ、ナラが織りなす赤や黄色のコントラストは圧巻です。いろは坂を走ることは、まさに「走る紅葉鑑賞」そのものと言えます。

見どころ

いろは坂を登りきった付近にある明智平展望台はドライブのハイライトの一つです。ロープウェイで展望台に上がると、男体山、中禅寺湖、華厳の滝といった日光を代表する名勝と紅葉が一体となった大パノラマを一望できます。

さらに、いろは坂を登りきると到達する中禅寺湖も人気のスポットです。湖畔のドライブのほか、湖面に映る紅葉や、遊覧船から眺める景色も格別です。湖の青と紅葉のコントラストが美しいと評価されています。

このエリアでは、華厳の滝や竜頭ノ滝といった名瀑を巡る絶景コースや、世界遺産の日光東照宮・輪王寺・二荒山神社での紅葉狩りも同時に楽しめますね。

見頃とポイント

例年の見頃は10月下旬から11月上旬ごろです。絶景スポットであるため、紅葉の最盛期の週末や祝日は大渋滞が発生しやすく、早朝の訪問や平日利用が推奨されています。

那須高原(那須岳・茶臼岳)

那須高原は栃木県北部に位置し、温泉地や高原リゾートとして知られています。那須連山の主峰である茶臼岳周辺は、栃木県内で最も早く紅葉が始まるエリアの一つです。

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特徴と魅力

標高が高いため、例年9月下旬から10月中旬には早くも見頃を迎えます。火山特有の荒々しい山肌に、ドウダンツツジやナナカマドなどの高山植物や低木が鮮やかな赤や黄色に色づき、ダイナミックな山岳紅葉のモザイク模様を生み出します。

那須高原を貫く「那須街道」も沿道の紅葉が美しく、なだらかな高原ドライブで紅葉のトンネルを楽しめますね。

見どころ

紅葉鑑賞の目玉は、茶臼岳の裾野にある姥ヶ平(うばがだいら)付近です。特に姥ヶ平にあるひょうたん池には紅葉した山々が映り込み、絶好のフォトスポットとして知られています。

那須ロープウェイを利用すれば、雄大な山岳紅葉を空中から安全かつ快適に楽しめます。ロープウェイからは紅葉の絨毯が広がる圧巻の眺めを堪能できます。

子供が小学生の時に良く出かけた家族連れ向けの観光牧場や、山麓の温泉街(殺生石、那須温泉神社など)と組み合わせたルートも定番ですね。

見頃とポイント

見頃は9月下旬〜10月中旬と他のエリアより早いため、計画時は時期に注意が必要です。紅葉シーズンは那須街道やロープウェイ駐車場が混雑するため、事前の道路情報確認をおすすめします。

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塩原渓谷と日塩もみじライン

塩原渓谷は那須塩原市に広がり、箒川に沿って続く深いV字谷が特徴です。このエリアでは、渓谷の紅葉と山岳ドライブ「日塩もみじライン」の二つの楽しみ方ができます。

日塩もみじライン(栃木県)。鬼怒川温泉と塩原温泉をつなぐ景勝ルート|日本の絶景ドライブルート|JAF Mate Online
鬼怒川温泉と塩原温泉をつなぐ景勝ルート。日塩もみじライン(栃木県)をドライブします。四季折々で輝く絶景に出会えるドライブコースを、日本の隅々まで走り尽くした写真家の須藤英一さんが紹介。

塩原渓谷の特徴

渓谷沿いには遊歩道や観光橋(紅の吊橋、もみじ谷大吊橋など)が整備されており、色鮮やかなグラデーションと渓流のコントラストが印象的です。車で通るだけでも紅葉を感じられますが、途中停車して渓谷を眺めるのがおすすめです。

周辺には塩原温泉街があり、紅葉と温泉を組み合わせた「癒し旅」が人気です。夜にはライトアップイベントが開催されることもあります。

日塩もみじラインの特徴

日塩もみじライン(日塩有料道路)は、鬼怒川温泉と塩原温泉を結ぶ約28kmの山岳観光道路です。沿道全体が紅葉で彩られ、赤や黄色に染まった木々のトンネルを縫うように走る、ドライブの醍醐味が味わえるルートです。標高差があるため、比較的長い期間紅葉を楽しめます。

このルートの最大のハイライトは、ほぼ中央に位置する六方沢橋(ろっぽうざわばし)からの眺めです。高さ100mの橋上からは、眼下の深い渓谷と広大な紅葉の山々を一望でき、壮大なスケール感を体感できます。

見頃とポイント

塩原渓谷の見頃は10月下旬から11月中旬、日塩もみじラインの見頃は10月中旬から11月上旬です。渓谷沿いや温泉街では混雑が発生しやすいため、早めの出発や時間帯をずらす工夫が有効です。また、渓谷沿いの道はカーブや落ち葉があるため、運転には注意が必要です。

おわりに

栃木県の三大紅葉スポットは、次のようなそれぞれ異なる魅力を持っています。

スポット 特徴的な楽しみ方 見頃の目安
日光いろは坂 標高差によるグラデーション、展望台からの名勝パノラマ(華厳の滝、中禅寺湖) 10月中旬~11月上旬
那須岳 早期の山岳紅葉、ロープウェイによる空中散歩 9月下旬~10月中旬
日塩もみじライン/塩原 紅葉のトンネル、渓谷美と温泉をセットで満喫 10月中旬~11月中旬

紅葉シーズンは、どのスポットも休日や祝日に混雑や渋滞が発生しやすい傾向があります。快適に紅葉狩りを楽しむには、平日または早朝の訪問がおすすめです。

山間部は冷え込むため、防寒着を準備し、カーブや落ち葉に注意して安全運転を心がけましょう。出発前には、リアルタイムの紅葉情報や渋滞情報の確認も大切です。

《 参考情報 》

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